院内新聞 若年性認知症③

【認知症の予防と改善】③

アルツハイマー認知症は怖くない!
早期・中期・後期の状態なら これから述べる事を理解し家族一丸となり実践できれば 改善・予防を保証するものではありませんが 改善できます! 

認知症研究の最前線 DIAN(ダイアン)国際研究が 世界規模で進められ注目を集めています。アメリカで始まったこの研究は 認知症改善のトップレベルと言っても過言ではなく 日本の東京大学医学部付属病院でも始まっています。これまでの研究では アルツハイマー病を発症した方の脳しか見てきませんでした。この場合だと脳がどの様に進行し 死に至るのかまでしか分からず 根本的な原因や早期予防に有効な手法までは分かりませんでした。

そこで ダイアン研究では アルツハイマーになる前の健康な脳に着目し リスク遺伝子となるAPOE4を持つ キャリアの人たちを集め 健康な脳が どの様にアルツハイマー病に侵され発症し進行していくのか 長期データを取り観察を続け 2012年ついに研究の成果を上げることに成功しました。

アルツハイマー型認知症の原因はゴミってなに?

改善と予防に正しい知識が必要になるのでより詳しく説明していきます。

アミロイドβが付着した神経細胞の内側でタウと呼ばれるたんぱく質が増加しはじめます。

そこにアミロイドβが溜まりはじめ数年たつと その毒性により細胞内の情報伝達経路が

阻害され 正常な神経細胞は次々に死滅していきます。

つまり、アミロイドβとタウという二つの異常たんぱく質の蓄積が アルツハイマー型認知症を引き起こす直接的な原因だったわけです

 

予防と改善はどうしたら良いの??

一番皆さんが知りたいことですね。

この3部で簡単に完結しようとしましたが、 予防と改善は凄く重要になりますので分かりやすく4号特別号で説明していきます。

 

ざっくり言うと 増え続けるアルツハイマー型認知症は 脳の 炎症・酸化・栄養不足この3つが最先端医学が解き明かした原因となります。これが長年不治の病と恐れられ 増え続けるアルツハイマー病の正体です。

治療プログラムは 運動・睡眠など多岐にわたりますが、中でも最重要となるのが食事です。

食の改善は 誰もがすぐに実践でき安上がりで 脳への影響が絶大な治療プログラムとなります。

次号は アルツハイマーを引き起こす食品、脳機能を改善する食品 を詳しく説明していきます。お楽しみに!!

 

一緒に認知症ゼロの野木を目指しましょう!!

 

次号は 完結編 予防と改善への道 食です!
お楽しみに?

 

参考文献 認知症にならない最強の食事

著者 : 浜崎貴司 

 

 

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