寝つきが悪い方には

眠れないって辛いよね。それが、数日続くと尚更です。

当院にも 睡眠薬を常用するお年寄りが多く来ます。
でも、お年寄りには、止めろとは決して言いません(笑)

 

しかし、依存性の強い睡眠薬 若い方には
絶対手を出して欲しくないです

 

明日大事な会議があるのに寝れない!
頭で色々考えてしまって寝れない!
特になにもないのに寝れない!
人により理由は様々。

赤ちゃんで 16時間の睡眠
子供で   10時間の睡眠
成人で   7~8時間の睡眠が必要とされています

 

睡眠は体内の免疫システムを整え病気を防ぐ意味でも必要不可欠の行為。
不眠症に掛かってしまうと
・体内のホルモンバランスが崩れる
・体重の増加
・反応の鈍化
・記憶障害
・ウツ
・頭痛
を引き起こすします。

眠れなければ眠るな!!と、暴力的なことも言いませんし 睡眠薬を薦めているわけでもありません(笑)

アメリカ海軍のプレフライトスクールでは いつでもどんな条件下でもすぐに眠れるよな訓練をし、この睡眠導入法を6週間続けると 96%のパイロット候補生が成果を上げています。

この方法には 心と体を睡眠に導く6つのステップがら構成されてます。
この6つのステップに掛かる時間は 90秒 
その後120秒で眠りにつけるそうです?

ステップ1 顔のリラックス
布団・ベッドに横になったら 顔全体の筋肉を緩めていく。
舌 アゴ 眉間 顔すべての筋肉を徐々に緩めていきましょう。
顔が解けていくようなイメージ。
患者さんでも 上向きで治療するとき眉間に力を入れている方が居ますが 寝付けない方がほとんどです。

ステップ2 上肢のリラックス
両肩を落とし 上腕・肘・手・指と右・左と行ってください。
もし抜きづらいなら 逆に力を入れ脱力してみてください。

ステップ3 胸のリラックス
呼吸を繰り返し胸の緊張もほぐしていきましょう。
肺に充分な酸素が満たされていくのを感じましょう。

ステップ4 下半身のリラックス
太もも・ふくらはぎ・足首・指と徐々にリラックスさせていきましょう。

ステップ5 心のリラックス
『リラックス ー プレッシャーへの挑戦』の著者は 心の緊張を解くには
リラックスさせるイメージを頭の中に想像することが大切と述べています。
水の上に漂うイメージ
宇宙に抱かれるイメージ
木漏れ日の中ハンモックに揺られるイメージ
好きなイメージを描いてください。
どうしてもイメージを作れない方は 『考えるな、考えるな、考えるな』と
繰り返してください。
この睡眠法ができるようになると 椅子に座っていても 電車の中が騒がしくても すぐに眠れるとのこと。

 

患者さんを見ていると 力を抜いてくださいと言っても 眉間にしわを寄せたり 脱力するのが苦手な方が居ますが 寝つきが悪い方がほとんどです。ようは 無意識のうちに力を入れリラックスできない方。

糖質を控え タンパク質 ビタミン ミネラルをしっかりとって アメリカ海軍推奨の睡眠法行ってみてください。

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