NATROM(なとろむ)のハンドルネームの内科医が とんでも医学と否定するホメオパス。
内科医から見れば すべてが好転反応ととらえるホメオパスは とんでも医学なのだろう。
私は 決して ホメオパスを否定しているわけではない!
現に この症状にはホメオパスで!と、依頼することもあるしね。
しかし、NATROMのいう事も凄くわかる!
赤旗兆候があるのに 厚顔無恥に五十肩です!慢性腰痛です!と、施術する治療家も多いこの業界。
【鑑別と評価】がそこにはなく 精神医療と何ら変わらぬ 経験からの感??レメディーへの深い信心??しか感じない。
検査もなく 危険病変が隠されている兆候を 極早期だと見抜けないことも正直ある。
確かに好転反応なら良い。しかし、医療に絶対などありえない!隠された病変合併症が現れるかもしれない!
レメディー後の症状を考えれば 子供の髄膜炎かも知れない。脳炎かもしれない。白血病かもしれない。
好転反応と断言する根拠は?万が一を考えませんか?
以下 NATROMのブログより
『ちりちゃんのケースでは、「積極的にクライアントに検査をすすめ」たのであろうか?記述を見る限りでは重病に見えるが、「病院にかかりながらホメオパシー療法を」したのであろうか?検査を勧め、あるいは標準医療との併用をしたのであれば、その旨を記述しないのは不誠実である。検査あるいは標準医療の併用を勧めていないのであれば、ホメオパス片上敦子氏は日本ホメオパシー医学協会の認定ホメオパスでありながら、協会の方針に従わず、さらにその例を自慢げにブログに載せたと理解してよいのだろうか?医師でもトンデモさんはいるのだから、一部にトンデモな認定ホメオパスもいるのかもしれない。しかし、由井寅子氏が学長をしているロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー英国本校の体験談の数々を読む限り、日本ホメオパシー医学協会の認定ホメオパスの多くは、「通常の医療行為を否定しない」という協会の方針に従っていない。「通常の医療行為を否定しない」日本ホメオパシー医学協会の認定ホメオパスは存在しないと私は考えている。』
『もし、ちりちゃんのケースが不幸にも悪い転帰をとったとしたら、どうなっていただろう?ホメオパス片上敦子氏は自分の責任を認めただろうか。あるいは反省し、今後の症例に生かそうと考えたであろうか?やはり日本ホメオパシー医学協会の認定ホメオパスによる施術を受けていた40歳の女性が悪性リンパ腫で死亡した、「あかつき」問題』*5が参考になるだろう。ホメオパシー医学協会と話し合いでは、ホメオパスが責任を認めることはなく、死亡した女性が自分で症状の悪化を好転反応だと判断していたと主張された*6。つまりは患者の自己責任だというわけだ。ちりちゃんのケースならば、ホメオパスは、「私には責任はない。病院に行くなとは言っていない。両親がしかるべき時期に病院に連れていく判断をすべきだったのだ」と責任逃れをするであろう。』
転記以上
確かに ホメオパスに鑑別と評価はあるのだろうか?疑問を感じざるにおえない。
万が一を考えなければ 重大な過失責任が起こってもおかしくないと思う。
わかっていますか??
もし医療裁判になったら 証拠となるのは アロパシードクターの見解のみです!
柔整師だろうと鍼灸師だろうと整体師だろうとホメオパスだろうと 証拠となることはありません。
我々は それだけ弱い立場なのです。
NATROMも頭ごなしに ホメオパスを否定しているわけではないと思う。
危険度の高い兆候や反応は 検査だけでもするべきだと心底私も思うし 【患者を護る行為は施術者を護る行為】でもあると思います。
プライドで廻さないのか?患者を取られると思うのか?
正直 私の施術内容をドクターに完全否定された過去の苦い経験もあるし憤慨したこともある。
でも、そこに患者さんとの信頼関係が構築されていれば問題ないはずである。
医療過誤から医療裁判に巻き込まれない基本は
赤旗兆候(危険な隠れた病変)だけではなく
イニシアチブ(治療主導権)の確認!
信頼関係の構築!(患者さんとだけではない。)
前医・他者の悪口を言わない!
この項目は 私の勉強会でも述べている基本です。
仲たがいせず医療者同士が寄り添える医療 患者さんがもっと選べる医療になるといいね。
あっ!そうそう 私が一目置く プロ中のプロのホメオパスがドクターと組んでNATROMが指摘するような案件を より安全にクライアントに提供する夢のような 【名古屋まごころ診療所】が、できるよ。
場所は 添付写真の所
まだ、準備段階とのことなので開業したら こちらのホームページに記載すると思うのでチェックしておいてくださいね。
http://www.mama-s.jp/consult.php