「ヘルニア」と診断を受け不安
症状も改善せず 手術しようか悩んでいるあなたへ
ヘルニアは ラテン語で 本来あるべき場所から
『逸脱』すると言う意味です。ですので、頸椎や腰椎の椎間板だけでなく・脳ヘルニア・横隔膜ヘルニア・食道裂孔ヘルニア・ 鼠経ヘルニア(脱腸)・臍ヘルニア (デベソ)等が、あります。
また、椎間板ヘルニアにも 脱出タイプ 突出タイプ 石灰性タイプ 遊離タイプ 海綿体内髄核ヘルニア等の様々なタイプがあります。
MRI検査でヘルニアや狭窄を指摘されると「痛みはこのためか!」と 信じ込まれる方が多いですが、大きなヘルニアがあっても 腰痛・痺れが無症状の方も多くいます。レントゲンで『脊椎管狭窄症があります。』と、レントゲンで脊椎管狭窄症がわかるわけなどないのに いい加減な説明を信じ込まれる方も多くいます。この様な まったく根拠のない説明を信じ込まれる方もいますが、変形やヘルニアが腰痛の要因になる事は 少ないのです。
この様に世界の医学界では『腰痛はヘルニア・脊椎管狭窄症が原因にはならない』の認識に変わってきています。
変わりつつある痛みの常識ですが 頸椎や腰椎の椎間板ヘルニアの症状が ないわけでもありません。むしろしなければならない様態も御座いますので、誤解なきようお願いいたします。
ヘルニア・脊椎管狭窄症 = 手術 ではなく 運動療法・リハビリ・経過観察が重要となります。
頸椎のヘルニアで言えば 動かしにくい つかめない、もっと具体的に言えば、箸が使いにくくなった 茶碗を落す ボタン掛けがしにくい 自販機に硬貨を入れにくくなった、などの日常生活レベルでの不具合 手指の巧緻運動障害(こうちしょうがい)といわれる状態になるとオペ選択となります。
この巧緻運動障害は 頚髄障害の重要な徴候です。また、肩を挙げたり、肘を曲げたりする力が弱くなった、握力が弱くなった、などの筋肉の力が弱くなる症状も、筋力麻痺によるもので脊髄神経障害のひとつです。
腰痛 下肢痛の夜間痛が強く ヘルニアの手術して すぐに疼痛が緩和される方がいるのも事実ですし、逆に症状が変わらない方 短期的に症状が改善しても長期的に問題を抱えるかたもいらっしゃいます。ヘルニアのMR画像を半年~2年経過観察すると 飛び出た髄核性ヘルニアの場合 細胞吸収され縮小観察されることがあります。
様々なタイプのヘルニアが御座います。流失した髄核(ヘルニア)が吸収され 症状が緩解する方 しない方 椎間板繊維輪が大きく破断し神経を圧迫され夜も眠れない方。
腰・下肢痛の強い痛み 辛さ 良くわかります。痛みを抱えるのは患者さん本人ですし痛みの度合いも様々です。
絶対に手術は ダメ!と、申しているわけではありません。
症状が一向に変わらぬ大きな椎間板破壊タイプでも、前向きにリハビリを行い経過観察してから最後の最後に判断して欲しいと思います。
膀胱直腸障害と言って尿や便が出にくい 逆に頻尿や失禁がみられる時は早急な手術の適応ですが、非常に稀です。
要は ヘルニアは 私も持ってる普通の状態と言うことです。過剰な不安や恐怖が症状を悪化させます。
画像から恐怖を抱かず リラックスして血流を促進する生活習慣も大切に思います。
『症状は医療者によって作られる。』と 言えますが、
『症状は患者さんの精神状態 環境によっても左右される。』とも言えます。
夜眠れない 症状が和らぐ姿勢が取れない激烈な症状には 脊椎専門医がレントゲン透視下で行うエピドラルブロック&点滴を私は薦めています。よく ブロックは効果がないと言われる患者さんもいらっしゃいますが、『それ、低レベルなブロック注射ですから、、、。』と、思ってしまいます。
ひとくちに ブロック注射と言っても種類も様々 医師による技術力の差で効果に大きく差が出ます。
信頼のおける整形外科医に強い症状の時にのみ紹介状を書きエピドラルブロックを依頼する場合があるのも 理学療法 手技整体 鍼灸より急性期の激烈の緩和効果が高いということで完璧を保証しているわけでもありませんし 他の治療法を否定しているわけではありませんので誤解なさいませんように。
ヘルニア 脊椎管狭窄症を指摘されても不安にならないでください。
私の過去症例を見ても オペせず改善した方がほとんどです。
この様な事実を知るだけでも 不安を抱えず 前向きに安心と希望が持てるのではないでしょうか?
・野木整骨院は どんな整体するの?
じゃー ヘルニアの症状ってないの?って思いますよね。
脚がしびれる 歩くと痛い 腕がしびれる 腕全体が痛い等の症状は 脊椎神経の圧迫では 直接的な発症はしないということです。
どういう意味か?と言うと、脊椎神経が圧迫されると ものがつかめない ボタンが掛けられない 自動販売機にお金が入れられない 足が前に出にくい歩きにくい 筋力が落ちた この様態を巧緻神経障害(こうちしんけいしょうがい)と言います。この様な日常生活で不具合が観察できると 手術適応になります。
※↓この動画の様に 明確な神経障害の場合 動きが悪い筋力が落ちる 感覚が鈍い等の症状が伴います。↓
大抵の痛みや痺れは 血行障害です。正座すると痺れて痛みが伴いますよね。あの状態と一緒です。
同じ下肢の痛みや痺れと似たような症状に閉塞性動脈硬化症やサルコペニアなどもあります。ので 安易にセラピストが述べる 『足の痺れや痛みは ヘルニアではありません。脊椎管狭窄症ではありません!』の言葉には ご注意ください。
なので、当院は ヘルニア等の影響があるのか?ないのか?を充分に観察してから 手技整体を施行しながら経過を観察し患者様にとっての最良を選択していきます。
上肢の問題 下肢の問題を抱える患者様には リーディング整体と言って問題となる個所を患者様の身体に聞きながら探していきます。
例えば 下肢に痛みと痺れがあり病院で ヘルニアの診断を受けた方への矯正は腰ではなく 脚・足根骨の矯正で施術していきます。
※↓ヘルニアの診断を受け 足が痺れ 痛みが強く夜も熟睡できない方の改善動画です↓。
※ご注意 当院は整骨院ですのでレントゲンは撮れません。各症例の添付写真は 37年勤めた整形外科・クリニックで集めた症例の極一部です。当院では、信頼のおける整形外科医の診察を仰ぐ 自費整体をしています。
※免責事項:お客様ならびに消費者庁・厚生労働省の関係各省庁のご担当者様へ。 このサイトに書かれている内容はあくまでもお客様1人1人の個人の結果であり、決して万人に同じような効果効能を保証するものではないと明記させて頂きます。 当院は症状を改善することを目標とした施術をおこなうものであり、患者様には【完治・治癒・治す】という文言は 法律上できないことをご説明しています。 医師法・薬機法・景品表示法などの関係法規を守り制作した内容となっており、決して誇大広告や優良誤認・有利誤認・不実証広告などの誤解を招くような表現をおこなうつもりはありません。